WEB校長室

丹澤校長メッセージ85(3月19日 ~62期生中学校卒業式~)

2024.03.21 丹澤校長メッセージ

Congratulations on your graduation day today.
Today is an important day for you just as it is for us. We celebrate the end of an important stage in your education and the beginning of a new one that will be exciting and even more challenging.
We wish you all the best for the future hoping that the seeds of Assumption Education that we planted in you will grow and bloom to become the adults who will make a difference wherever you may be.

保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。
本日は、お子様の立派に成長した姿を見ていただき、ご一緒にお祝いできることを大変嬉しく思います。教職員 一同、皆様の学院へのご協力とご理解に感謝申し上げるとともに、心よりお慶びを申し上げます。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
本日、62期生が、アサンプション国際中学校を巣立ちます。今年で学院は70周年を迎えます。その節目で、皆さんを卒業させられる喜びと希望に胸を膨らませています。あなた方がいてくれたから、今日のこの日が迎えられました。あなた方はアサンプション国際の大きな宝物です。

皆さんの学年は中学校入学当初から、新型コロナウイルスの影響を受け行事の縮小・中止が続き、多くの規制がかかった学校生活で始まりましたね。けれど、色々な想いを経験したからこそ、充実した最高学年にしたいと皆が心を一つにし、前進してくれました。4月からは、義務教育を終え、高校生になり、大人の仲間入りです。その3年後は成人を迎えます。

この中学校3年間、聖堂訪問や日ごろの生活で本校が大切にしている「誠実・隣人愛・喜び」について色々と学んできたことと思います。今一度、卒業を機に、十字架に架けられているイエスキリストが私たちにお与えになる「愛」について一緒に考えてみましょう。

 

愛には、3つあります。

1つ目は、「自己愛」です。自分を大切にできることです。自分を大切にすることは自分に甘えることではなく、エネルギッシュに自分らしく生きることです。自分自身の弱みと強みを知り、自分の能力を信頼し、自信を持ち、誇りを持つことです。
自己を自分自身によって肯定することができることが、自己愛の出発点になります。色々なことに挑戦して自分を沢山褒めてあげて下さい。

2つ目は、隣人愛です。「愛する」とは「相手をリスペクトすること」です。相手の立場に立って考えてあげられる、他者への思いやりです。大阪風に言えば、「人情」ではないでしょうか。カトリックでの言葉では隣人愛です。これが、人が一番求めて欲する目に見えない物です。ですから、100年経っても200年経っても今もなお、人は「人情」を大切にするのだと思います。

3つ目は、「無償の愛」です。身代わりの愛です。誰かの為に自分の命を投げ出すことができることです。例えば、「コルベ神父様」を知っていますか。ポーランドで生まれ、キリスト教を長崎で広められ、その後ポーランドのアウシュビッツで、仲間の命と引き換えに自分の命を差し出した方です。十字架に架けられたイエス・キリストもそうですね。「無償の愛」です。それは、自分よりも大切な人への愛です。正直、これは難しいことですが、そうなれるような心の器を持てる人に成長して欲しいです。

この3つの愛が、皆さんの内に秘めた力となり、一人ひとりから感じ取れるとその人の品格となります。これが身についていれば、社会に出たときに人から愛される・大切にされる大人となるでしょう。

これは、まさしくマリ・ウージェニーの教えである「Love never says, I have done enough」という「愛には、十分なことはない」という事です。

自らの意志と希望で学校生活は築かれます。中学校で思春期に入り、色々と辛いことやしんどいこともあったでしょうが、共に歩むことを、分かち合いの気持ちを大切にし、親からの愛を頂いたからこそ、自分らしく一歩を踏み出してくれたのではないでしょうか。
これらは、何よりも皆さんの内から溢れ出てくる「誠実・隣人愛・喜び」の精神が心に宿っているからです。本校の教育理念「LIFE・TRUTH・FREEDOM・GOODNESS・ONENESS」である、「エネルギッシュに誠実で、自分らしくポジティブに多様性を認める人」の証です。

聖書にもこう書かれています。

「求めなさい。そうすれば、与えられる。
探しなさい。そうすれば、見つかる。
門をたたきなさい。そうすれば開かれる。
だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」

心の扉を閉めるのも自分、開けるのも自分です。さあ、勇気と自信を持って広い世界を見てください。

最後に伝えたいことがあります。

①いつも笑顔で学校に来てくれてありがとう。

②沢山の勇気と愛をありがとう。

④アサンプション国際中学校の子どもでいてくれて有り難う。

⑤そして、先生の後輩でいてくれてありがとう。

皆さんのことは誇りに思います。

そして、お家に帰ったら皆さんからも、お家の方にお礼を言ってください。子育ては喜びと同じくらいの悩みや忍耐があるんですよ。そして、親の愛こそが「無償の愛」です。立派に成長した皆さんは、自慢の子供なのです。

それでは、卒業生の皆さん、新たな一歩とそれに続く輝かしい未来に心から期待して、式辞とさせていただきます。

2024年3月19日 学校法人聖母被昇天学院
アサンプション国際中学校 校長 丹澤 直己 

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