WEB校長室

丹澤校長メッセージ45 (2学期始業式 ~ 多様性と調和 ~)

2021.08.26 丹澤校長メッセージ

夏休みも終わり今日から2学期です。
この夏は、世界中で色々な事が起こりましたね。

世界中で新型コロナウイルスのデルタ株が急速に感染拡大して行く中、東京オリンピックが開催されました。この様な状況下にも関わらず、多くの選手から「諦めずに努力し続ける精神」、そして「自分の可能性に向かって進む精神」は、私たちに多くの感動と希望を与えてくれました。

この感動と可能性は、ここアサンプション国際でも繰り広げられていました。猛暑や大雨が続いた夏休みでしたが、茶道部や剣道部、バスケットボール部、テニス部、バレーボール部、サッカー部など、多くのクラブが暑さに負けず頑張っている姿、そして前向きな姿を見て、力強さと可能性を感じました。

ご指導してくださった先生方も、ありがとうございました。

 

 

その中でも、中学校男子サッカー部は、日本で約7000あるサッカー部の中で、全国3位という快挙を成し遂げました。私も大阪大会の準決勝から観戦していました。この結果に繋がったのは、試合を重ねて行くごとに自分の役割を貫き、一人一人の力が合わさって、自分本意のプレーでなく周りを見ながらお互い声を掛け合って行く中で、本校の理念である「Oneness」の精神が自然に得ることができたからです。つまり一人一人の可能性が重なり合い、大きな力となった結果です。

 

また、この「Oneness」の精神は、お互いに信頼関係があるからこそ成り立ち、そこで自分らしく可能性に向かって進む事ができます。この精神は、スポーツだけでなく、日常生活や受験にも必要です。生徒の皆さんだけでなく、私たち教員との関係にも「Oneness」の精神を得る事ができた時、アサンプション国際は日本一になります。

 

これが、カトリック校としての人を育てるアサンプション国際の教育精神です。

 

今日の聖書朗読にもあったように、あなた方を耐えられないような試練に遭わせるのではなく、それを乗り越える道を神様は示してくださいます。

 

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。
神は真実な方です。
あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、
試練と共に、それに耐えられるよう、
逃れる道をも備えていてくださいます。」

コリントの信徒への手紙第一・第10章・第13節

さあ、皆さん。この「Oneness」の精神を大切に、2学期は更なる自分たちの可能性に向かってスタートさせましょう!

 

最後になりましたが、猛スピードで新型コロナウイルスの感染が拡大しています。自分の身は自分で守ることで、友達、家族の大切な命を守る事に繋がります。どうぞ、毎朝の検温、マスク着用、手洗い、うがい、消毒を徹底してください。

昼食時は、前を向いて黙食を守ってください。食事の時にマスクを外し、会話する時の飛沫感染も原因の一つです。朝の検温を忘れた人は、生徒玄関の体温計で必ずチェックしてください。

 

 

そして、今の状況では誰が感染してもおかしくありません。もし感染者が出ても、詮索は辞めてください。仮に自分が感染した時、周りに詮索されると深く傷付くはずです。
これも、相手を思いやるアサンプション国際の精神です。

感染者が出ても、学校は生徒の皆さん・教職員の安全を1番に考えて対応をしてきましたし、これからも対応していきます。

今後、この様な状況下においては、色々な対応の変更も出てくるでしょう。柔軟性を持って切り替えていけるように皆さんも協力してください。

 

2021年8月26日 アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己

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