WEB校長室
丹澤校長メッセージ126(8月25日 2学期始業式 ~幸せの循環~)
2026.08.25 丹澤校長メッセージ
今日から、いよいよ2学期が始まります。皆さんの元気な顔を、こうして再び見ることができ、とてもうれしく思います。
さあ、クラブで夏休みに登校していた方、インスタで見てくれた方は知っていると思いますが、第2体育館にエアコンが付きました。お待たせしました。これでやっと、少しは快適に体育やクラブ活動に集中できると思います。
この夏休み、皆さんはさまざまな場所で、それぞれの目標に向かって力を尽くしてくれました。一番頑張ったことは何ですか?少し考えてみてください。そして、自分を褒めてあげてください。
中学校ダンス部の皆さんは、全国大会という大きな舞台に出場しました。中学校のダンス部として初めて大きな大会に足を踏み入れ、新たな挑戦へのスタートを切ってくれました。緊張や不安もあったと思います。しかし、仲間を信じ、自分を信じ、最後まで踊り切った経験は、これからの皆さんにとって大きな力になるはずです。今回の経験を次の成長につなげてください。これからの活躍を心から楽しみにしています。
また、サッカー部で遠征や合宿に参加した皆さんも、本当によく頑張りました。陸上部・テニス部・バスケットボール部・バレーボール部など、暑い中での練習や仲間との共同生活を通して、技術だけでなく、互いに声をかけることや、支え合うことの大切さも学んだのではないでしょうか。スーペリアクラスの皆さんも、勉強合宿によく取り組みました。自分の苦手なことから逃げず、目標に向かって学び続けた時間は、必ず皆さんの力になります。本当にお疲れさまでした。
そして、皆さんの活動を支え、ご指導、ご引率をくださった先生方にも、心から感謝いたします。皆さんが安心して挑戦できる背景には、いつも支えてくださっている人の存在があります。そのことを忘れず、感謝の気持ちを言葉や行動で伝えられる人であってほしいと思います。
さて、2学期には、皆さんが成長するための大切な行事が数多く予定されています。
9月には合唱コンクールがあります。合唱は、一人だけではつくることができません。一人ひとりの声の高さや強さ、個性はそれぞれ異なります。しかし、自分の声だけを響かせるのではなく、隣にいる人の声を聴き、互いに呼吸を合わせたとき、それぞれの声が一つの美しい音楽になります。
これは、私たちの学校生活にも通じることです。クラスには、さまざまな考え方や得意なこと、苦手なことを持った人がいます。自分とは違う人の思いに耳を傾け、互いの違いを認め合うことによって、「クラスは一つのチーム」になっていきます。合唱コンクールでは、順位だけを目標にすることも大切ですが、練習の過程を大切にしてください。うまくいかないときにどのように声をかけ合ったのか、意見が分かれたときにどのように話し合ったのか。その一つひとつが、皆さんのクラスを成長させます。
10月には学院祭チャリティデーがあります。「奉仕の精神、すなわち他者のために、、、の日」です。行事を準備する中では、楽しいことばかりではありません。意見が合わなかったり、自分ばかりが頑張っているように感じたり、思うように進まず、投げ出したくなったりすることもあるでしょう。
けれども、うまくいかない時間も、決して無駄ではありません。その体験には、皆さんを成長させる大切な意味があります。壁にぶつかったとき、一人で抱え込む必要はありません。友達や先生に助けを求め、支え合いながら、一つずつ前に進んでください。乗り越えた先で振り返ったとき、「あの経験があったから、今の自分がある」と思える日がきっと来ます。乗り越えられない試練は、与えられないし、自分に必要だからあるんです。乗り越えて成長するんです。今、気がつかなくても、乗り越えた先に答えはあります。
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私たちが大切にしている「誠実・隣人愛・喜び」は、ただ覚えるための言葉ではありません。困っている友達に声をかけること、誰かの意見を最後まで聴くこと、自分の役割を責任をもって果たすこと、そして誰かの成功を自分のことのように喜ぶこと。そのような毎日の小さな行動の中に、「誠実・隣人愛・喜び」は表れます。
誰かに喜びを与えたとき、その喜びは相手の中だけにとどまりません。やがて別の誰かへとつながり、巡り巡って自分のところにも返ってきます。皆さん一人ひとりの優しい言葉や行動が、クラスを変え、学年を変え、学校全体を温かな場所にしていくのです。これが「幸せの循環」です。その一日一日は、二度と同じ形では戻ってきません。だからこそ、目の前の友達との時間、先生方との時間、クラスで力を合わせる時間を大切にしてください。
また、2学期には、さまざまな国や地域から多くの生徒たちが本校を訪れます。フィリピンのサン・ロレンソ校やアンティポロ校、ポーランドの学校、さらに中学2年生が今後訪れる学校からも、生徒たちが来校します。そして今回は初めて、韓国から一日留学生が学校体験にやって来ます。
言葉や文化が違っても、笑顔で挨拶し、相手を知ろうとする気持ちがあれば、心は通じ合います。韓国語を学んでいる皆さんにとっては、実際に使う絶好の機会です。間違いを恐れず、勇気をもって話しかけてください。皆さんの一言が、遠くから来た生徒の不安を安心に変えることがあります。そして、その出会いが、国や文化を越えた友情の始まりになるかもしれません。
また、11月には本校初のイギリス研修がありますね。
そして12月には、中学3年生と高校2年生の修学旅行も待っています。
大忙しの2学期ですが、皆さんには、行事をただ「終わらせる」のではなく、一つひとつの体験を通して、「自分は何を学んだのか」「誰と心を通わせることができたのか」を考えてほしいと思います。大切なのは、何を体験したかだけではなく、その体験によって自分がどのように変わったかということです。
皆さん一人ひとりが誰かを大切にし、同時に自分自身も大切にしながら、心を一つにして歩んでいきましょう。皆さんの笑顔が誰かの力となり、皆さんの優しさが誰かの希望となる、そんな2学期になることを心から願っています。
皆さん、一緒に頑張りましょう。

Welcome Back to School

始業式の様子

聖書朗読

今日から教育実習スタート。卒業生たちが戻ってきてくれました
2026年8月25日
学校法人 聖母被昇天学院
アサンプション国際中高等学校 校長 丹澤 直己

