WEB校長室

丹澤校長メッセージ120(3月19日 卒業式)

2026.03.19 丹澤校長メッセージ

皆さん、おはようございます。

今日でこの学年の最後の日を迎えます。まずは、この1年間、日々の授業や行事、仲間との関わりの中で、それぞれが努力を重ねてきたことを心から讃えたいと思います。

今日は「自分の存在」について一緒に考えましょう。

学校という場所は、一人で成り立っているものではありません。そこには常に中心となって皆を引っ張るリーダーの存在があります。特に、スポーツでの活躍はあこがれる存在です。
また、そのリーダーを支え、仲間を助けながら全体を前へと進めていくサポート役の存在があります。
さらに、目立つことは少なくても、人と人との間に立ち、心の隙間をそっと埋めてくれる存在の人もいます。

学校とは、まさにそうした様々な役割の人たちが互いに支え合いながら成り立っている場所なのです。
私はよく、「縦の糸」と「横の糸」という言葉でそれを表現します。

縦の糸は、伝統や目標、未来へとつながる力。
横の糸は、仲間とのつながりや日々の支え合い。

そして、その糸と糸の間にできる小さな隙間を埋めてくれる人がいるからこそ、学校という大きな布は美しく、強く織り上げられていくのです。

先月、高校三年生の卒業の時に、ある1人の生徒から一通の手紙をいただきました。

『私は本当にユース広報に入れて良かったです!ユース広報は部活動みたいに皆が普段から目につくものではない為、存在すら知らないという人もいるかもしれません…。が、私たちはいつも輝いています。外部に向けてすごく輝いていると思います。言葉使いや接客面はもちろん、人間性についてもすごく成長することができました。

高2の時に、ユースの申し込み書に勇気を持って名前を書いて本当に良かった。また、休日にもかかわらずユースの日、ちゃんとごはんの準備をしてくれるお母さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

アサンプション国際の強みは、No1は留学、No2はユース広報だと、私は胸を張ってアピールできます!

校長先生、いつもユース広報の活躍の事を、全校朝会やオープンスクールの時に褒めてくれてありがとうございました。とても嬉しかったです。』

この手紙に書かれていた様に、ユース広報をして、自分たちは輝いていて、その輝きを外部の生徒たちに伝えれている。と言ってくれているのが、自分らしく自分の居場所、すなわち輝ける場所を見つけてくれたのだと思いました。

先生はその手紙を読みながら、改めて感じました。学校とは、誰かが一人で輝く場所ではなく、互いの存在を認め合い、支え合うことで一人ひとりが光を放ち、輝ける場所なのだということを。

皆さんもこれからの学校生活の中で、
リーダーとして前に立つこともあるでしょう。
誰かを支える役割を担うこともあるでしょう。
また、人知れず仲間の心をつなぐ存在になることもあるでしょう。

どの役割も、学校にとってかけがえのない大切な役割です。どうか、自分の立場を大切にしながら、人と人とのつながりを温かく育てていってください。

先ほどの聖書朗読にもあったように、
「明日のことまで思い悩むな。明日の事は明日、自らが思い悩む。その日の苦労はその日だけで十分である。」
(マタイによる福音書 6章34節)

明日の事を心配しすぎると本当はできるはずの今日の一歩が見えなくなります。だからこそ、今この瞬間を大切に生きることが「自分らしく輝く」ことに繋がると思います。その積み重ねが、皆さん自身の成長となり、本当の自分らしい輝きを放せる存在となり、学校全体をより豊かで力強いもにして下さい。

最後に、学年末で100点を取った方、本日校長室でお祝いしましょう。

2026年3月19日
学校法人 聖母被昇天学院
アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己

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