WEB校長室
丹澤校長メッセージ117(1月8日 3学期始業式〜平和とは~)
2026.01.08 丹澤校長メッセージ
皆さん、おはようございます。今日から三学期が始まります。
三学期は、一年の中でいちばん短い学期です。でも同時に、これまでの自分を振り返り、次の学年、次の自分へとつながっていく、とても大切な時間でもあります。今日は、この三学期を迎えるにあたって、本校がずっと大切にしてきた「平和」について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
今年の世界平和の日に、教皇レオ十四世は、「武器のない平和、武器を取り除く平和」という言葉を示されました。これは戦争の話だけではありません。教皇レオ十四世は、「平和は、私たち一人ひとりの言葉や行動、人との関わり方の中に、すでにあるものだ。」というのです。
たとえば――
何気なく投げた一言で、誰かの心を重くしてしまうことがあります。反対に、「大丈夫?」「ありがとう」「一緒にやろう」そんな一言で、誰かが少し安心できることもあります。
学校は、人が集まる場所です。考え方も、得意なことも、感じ方も、みんな違います。だからこそ、すれ違いや衝突が起こることもあります。そのときに、強い言葉で押し通すのか、無視や陰口を選ぶのか、それとも一度立ち止まって相手を思うのか。その選択一つひとつが、平和をつくるか、壊すかにつながっています。
本校の建学の精神は、「世界の平和に貢献できる人を育てる」です。それは、特別なことをする人になる、という意味ではありません。
身近な人を大切にできること。
違いを認め、相手の話に耳を傾けられること。
弱い立場の人に気づき、手を差し伸べられること。
そうした姿勢こそが、建学の精神に根ざした、本校が目指してきた「平和」への歩みです。
三学期は、これまでの自分を少し振り返りながら、どんな人として次の一歩を踏み出したいかを考える学期です。完璧である必要はありません。失敗する日も、うまくいかない日もあるでしょう。それでも、自分の言葉や行動が、誰かの安心や希望につながるかもしれない、そのことを心に留めて、この三学期を過ごしてほしいと思います。そして、ここで学ぶ皆さん一人ひとりが、平和をつくる人として世界へ歩み出していけるような三学期になるよう、大切に過ごしていきましょう。
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English course 〜Academic Awards〜
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2学期末試験 100点お祝い
2026年1月8日
学校法人 聖母被昇天学院
アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己

