WEB校長室

丹澤校長メッセージ65 ( ~ International Assumption Together ~ )

2023.01.30 丹澤校長メッセージ

2023年がスタートし、はや1か月が過ぎようとしています。
自身の抱負に向かってスタートを切れていますか?
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

アサンプション 本部 パリ


本部 パリの聖堂内

この度、12年ぶりに本部フランスにて、Assumption Together・国際セッションが開催され、参加して参りました。
世界中のアサンプションのシスター・関係者が集まり、創立者聖マリ・ウージェニーの精神のもと、SYNODARITY(Walking Together)について共に話し合いました。

そこで実感したのは、アサンプションは「世界のアサンプション」であること。そして、マリ・ウージェニーは、過去の人ではなく、それぞれの心の中で生き続けていることです。これを受け伝え、子どもたち・保護者・教職員と共に歩むのが卒業生として校長を務めている私の使命であると見つめ直すことができました。「誠実・隣人愛・喜び」は、目に見えないものですが、それを形にできた時に愛に満ちた人生になると信じています。その時、平和ということに結びつくのでしょうね。

参加者 集合写真

日本からのプレゼンテーションの様子

そうなる為には、何が大切だと思いますか?
実際セッションでは、多くの難しい話もしたのですが、行き着くところは、人と人とのコミュニケーションが大切であるということです。もちろん自分の思いと同じであれば共感できます。異なったとすれば、お互い理解し合える様にコミュニケーションを取ることが大切です。その時に相手との異なりを受け入れ、認めてあげられる器量が多様性です。人は、一人ひとり、姿・考えが異なります。この異なりがその人の個性、charismeです。これは神様から個々に与えられたギフトでもあります。そして人と異なるからこそ、その異なりが新たな視点で視野を広めることもできるのです。
相手を遮断しないこと、理解できるようにコミュニケーションを取ることを大切にしていってください。
コミュニケーションで1番欠かすことのできないエッセンスは、真実です。真実がなければ、次へのコミュニケーションは続きません。これらが、本校の「誠実・隣人愛・喜び」です。

 

幼少期のマリ・ウージェニーが育った家『Preisch』

 

Let’s love in truth, it’s the secret of joy; for to love is to give oneself

心から愛しましょう。それが喜びを得る秘訣です。愛することは自己を与えることなのだから。

聖マリ・ウージェニー

 

 

2023年1月30日 アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己

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