WEB校長室

丹澤校長メッセージ47 (校長講話 ~ 多様性に満ちた学院祭「誠実・隣人愛・喜び」を礎に ~ )

2021.11.08 丹澤校長メッセージ

多様性に満ちた学院祭

10月30日(土)に、学院祭が行われました。

 

 

学院祭も無事に終わりました。
コロナ禍と言うことで、昨年より縮小を重ねて、舞台発表、飲食店を中止し、チャリティの精神を大切にした学院祭でした。

ところで皆さん、「チャリティ」の語源は知っていますか?
チャリティの語源は、「親切」を意味する古代ギリシャ語の「Charis(カリス)」からきています。

カトリック校におけるチャリティとは、「他者のために自分の出来ることをする」精神です。貧困地域の飢餓救済、紛争地域の難民救済、また災害・事故などの犠牲者や遺族に対する支援活動、身体障害者や高齢者などに対する社会福祉などの困っている方々に物資を送ったり、寄付を募ったりする取り組みを行います。今回の学院祭の売上金も必要な所へ寄付します。

 

チャリティの精神「他者のために」の根底には、「誠実 隣人愛 喜び」があります。「周りの人に誠実に接する事により、喜びを与えることが出来る。その喜びは自分への喜びとして返ってくる」という事です。自分だけ良ければ良いと言う考えは、本校のモットーとは異なります。もちろん自分自身を大切にしないといけませんが、周りに目を向ける事は忘れないでください。

 

本校の5つのCore Valueの中の一つ、Onenessの精神には、「誠実 隣人愛 喜びの精神を持って、多様性を受け入れ共に協働する人」とあり、「誠実 隣人愛 喜び」が入っています。周りを思いやる、すなわち、理解してあげる事にも繋がります。

人と違うことがあっても良いんです。それは、皆さんが持つ個性だから。その個性を理解してあげることが多様性を受け入れることに繋がります。多様性は、考え方、文化、言葉、人のルックスなどたくさんあります。

一人ひとりの異なった個性の中で学ぶことは、皆さんの豊かな心の成長の助けをしてくれ、社会に出た時に人から愛される人になります。何よりも、心の持ち方によって、生き方も楽になります。

さて、カトリック校での次の大きなイベントであるクリスマスに向けて、11月12月は、この「誠実 隣人愛 喜び」の精神が含まれいるOnenessの精神を今一度皆さんの心に刻み、イエス様の生誕をお祝いしましょう。

 

2021年11月8日 アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己

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