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丹澤校長メッセージ28 (~2学期 始業式~)

2020.08.20 丹澤校長メッセージ

Welcome to our second term. We have been looking forward to seeing you. We had much shorter summer holiday than usual, but I am sure all of you had a meaningful and relaxing time! So let’s start our second term positively and warmly, so that we choose what is LIFE-GIVING and ENERGIZING for ALL. And we will go forward to our future.

さて、短い夏休みも終わり二学期がスタートしました。

8月19日のニュースで大阪のコロナ感染者数は、東京を超えて全国最多となったと報道がありました。その中でも、若者の感染者が多く、彼らを通した家族間での感染が増えています。若者は重症化しにくいと言われていますが、個人差もあります。重症患者数も今月だけで3倍に増えています。

今、一番重要なことは、コロナに感染しないことです。そのためにも、まず、学校に来る前には必ず検温してから登校してください。そして、マスクの着用、手洗い、消毒を徹底しましょう。現状では、いつどこで誰が感染してもおかしくありません。ですので、もし本校で感染者が出たとしても、むやみに特定したり、誹謗中傷をしてはいけません。もし自分が感染者だった場合、どのような気持ちになるかを考え、相手を思いやる気持ちを持って行動してください。これが本校の教育理念「Life, Truth, Freedom, Goodness, Oneness」です。

さて、今学期は皆さんに徹底してほしいことがあります。それは「元気に声を出して挨拶すること」です。
毎朝、北門に立っていますが、元気な声の挨拶が少ないです。先生と目が合った時に、ニコッと微笑んでくれるその笑顔はとても素敵ですが、元気な声が出ていないのが残念です。微笑みと共に、元気よく声を出して挨拶してください。そして、保護者の方やお客様が学校にいらした時、知らない方であっても声を出して挨拶をしてください。
気持ちの良い挨拶は、相手に幸せな気持ちを与えることがき、その幸せは自分にも返ってきます。この循環を繰り返すことで、幸せと希望に満ち溢れたアサンプション国際になります。

『マタイによる福音書』 8章 23~26節 「嵐を静める」

23:イエスが舟に乗り込まれると、弟子たちも従った。
24:そのとき、湖に激しい嵐が起こり、舟は波にのまれそうになった。イエスは眠っておられた。
25:弟子たちは近寄って起こし、「主よ、助けてください。おぼれそうです」と言った。
26:イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。」そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。

校長メッセージ28_画像

上記で記されている嵐は予期せぬ災いを示しており、私たちを鍛えてくださるために備えられた試練でもあります。
私たちが成長していく上で試練は必要であり、これらを乗り越えていくことで「生きる力」を身につけることができます。

今のコロナ禍における社会状況はまさしく、試練と言えるでしょう。二学期もコロナ禍の中、予期せぬ試練が次々と待ち構えているかもしれません。しかし、生徒の皆さんと我々教職員が一致団結し、アサンプションファミリーとして力強く前進していけば、のちに「あの時は大変だったけど、よく頑張ったね」と笑って話せる日がきっときます。
特に高校3年生の皆さんは、後悔の無いように進路の選択をしてください。面接の練習などが必要であれば、いつでもお手伝いします。

2020年8月20日 アサンプション国際中学校高等学校 校長 丹澤 直己

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