WEB校長室
丹澤校長メッセージ122(4月8日 第1学期 始業式~船と風~)
2026.04.09 丹澤校長メッセージ
今日から、2026年度新たな年がスタートします。
昨日、新しくアサンプション国際中学校・高等学校に仲間として加わった中学1年生、高校1年生の皆さん、ようこそ、アサンプション国際に。心から歓迎いたします。
先ほど、ミサの中で、私たちは大切な聖書の言葉をいただきました。マタイによる福音書7章7節から8節の言葉です。
「求めなさい、そうすれば与えられる。探しなさい、そうすれば見つかる。
門を叩きなさい、そうすれば開かれる。」
この言葉は、とてもシンプルですが、実はとても深い意味を持っています。それは、「待っているだけでは何も始まらない」ということです。2026年度が、今まさに始まりました。この1年をどんな1年にするか――それは、誰かが決めてくれるものではありません。皆さん一人ひとりが、「自ら門を叩くかどうか」によって決まります。
新しいことに挑戦する。少し勇気がいることに踏み出す。自分の殻を破ってみる。それが、「門を叩く」ということです。
そして私は、皆さんにもう一つのイメージを伝えたいと思います。それは「船と風」の話です。
船は、ただ海の上に浮かんでいるだけでは、前に進みません。前に進むためには、「風」が必要です。では、その風は誰が吹かせるのでしょうか。それは、先生でも、親でもありません。その風を吹かせるのは、皆さん自身です。皆さんが動くこと。行動すること。挑戦すること。その一つひとつが風となり、船を前へと進めていきます。
時には、うまくいかないこともあるでしょう。「しまった」「失敗した」と思うこともあると思います。でも、私は皆さんに伝えたいのです。それは「失敗」ではありません。「しまった」と思えた瞬間、それはすでに「気づき」です。気づいた人は、次にどうすればよいかを考えることができます。そしてもう一度、風を起こすことができるのです。この「気づき」と「再挑戦」こそが、皆さんを大きく成長させていきます。

今年度、皆さんに求めたいことは、とてもシンプルです。
自ら門を叩き続けること。そして、自ら風を起こし続けること。その姿こそが、アサンプションの生徒としての輝きです。
本校には、大切にしている5つのCore Valueがあります。
LIFE ― エネルギッシュに生きること
TRUTH ― 誠実であること
FREEDOM ― 自分らしくあること
GOODNESS ― 前向きであること
ONENESS ― 人とつながり、共に歩むこと
これらは、ただ掲げている言葉ではありません。皆さんが日々の中で実践していく、生き方そのものです。
新入生の皆さん。これから皆さんは、このアサンプションファミリーの一員として、多くの仲間と出会い、学び、成長していきます。在校生の皆さん。新しい仲間を温かく迎え、共に歩んでください。学校は、一人でつくるものではありません。皆でつくり上げていくものです。
そして最後に、今年度も、中間テストや期末テストで、5教科のいずれかで100点を取った人は、校長室でケーキを食べてお祝いしましょう。皆さんがどんな努力をしたのか、どんな工夫をしたのか、そして、この学校をどう感じているのかなど、ぜひ直接聞かせてください。それもまた、皆さんが門を叩いた証であり、風を起こした証です。
2026年度、この1年が、皆さん一人ひとりにとって、挑戦に満ちた、そして成長にあふれた一年となることを願っています。共に、前に進んでいきましょう。
ありがとうございました。
2026年4月8日
学校法人 聖母被昇天学院
アサンプション国際中高等学校 校長 丹澤 直己

