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ギニア人作家 チエルノ・モネネムボ氏が来校しました

2017.10.02 お知らせ

9月25日(月)、ギニア人作家のモネネムボ氏が本校に来られ、高3A、高3B各クラスで生徒たちとワークショップを行ってくださいました。

まずは“ふるさと”の歌でお迎えし、代表生徒が「カヘルの王」の一部を暗唱しました。

次にご自身で自己紹介をされたあと、何でも自由に質問をしてくださいとおっしゃり質疑応答が始まりました。

ギニアの暮らしなどの質問から、亡命によって被った苦労、ギニアの今抱える問題などいろいろと深い質問が生徒たちから次々とでました。自然破壊と発展、これからの共存社会とはどういうものか、若いみんなには何がたくされているか、また、歴史的に日本とギニア、アフリカはほとんど今までに接点がなく、お互いほとんど何も知らない状態だからこそ、これから何か新しい関係を気づいていくことで見えてくるものが必ずある、アジア諸国とアフリカ諸国の発展の仕方の違いなど、とても興味深い話をたくさん伺うことができました。

ギニアの方から実際にギニアの話を伺うこと、世界的な作家の方から実際に様々な考えを伺うこと、そしてギニアのフランス語を聞けたこと、すべてがとても貴重な体験でした。

生徒たちの感想からも、本物と触れることはいかに多くのものと出会えるかを感じることができたことがわかりました。また、今まで本はあまり読んだことがないけれど、少し本を読もうかなと思ったという感想も多くありました。

45分という短い時間で、まだまだ伺いたいことがあった生徒も多く、学食でお昼を召し上がっている横でも何人かの生徒が並んで質問をしていました。

日本からは遠いギニア、けれどもムネネムボさんとの出会いで、一人一人にとって関りのある国になり、世界とつながるとはどういうことかを身をもって理解できた時間でした。

最後は感謝をこめ、モネネムボさんが大好きな”桜“の歌を日本語とフランス語で歌いました。

 

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