長い夏休みが終わり、今日から2学期のスタートです。
久しぶりに会うとすっかり身長が伸び兄さん・お姉さんになり、日焼けした肌にたくましさも感じました。やっと、校舎中に子どもたちの声が響き渡り、活気が戻り、担任の先生たちからも満面の笑みでのお出迎えがありました。
この夏、アサンプション国際中学校サッカー部は、今年度も全国大会への切符を手に入れ、全国の舞台に立ってきました。これも日々の努力の積み重ねが実を結んだものであり、子どもたちの頑張りを心から誇りに思います。また、皆様から応援いただき感謝申し上げます。
私自身は、この夏、カトリックの総本山であるバチカン市国を訪れました。そして、25年に一度しか開かれない「希望の扉」をくぐることができ、アサンプション国際の子どもたちとご家庭に「希望」が届くようにと祈りを捧げました。さらに幸いにも、バチカンでミサに参加する機会もいただきました。
バチカン市国
サンピエトロ大聖堂でのミサ
25年毎に開く「希望の扉」
希望の扉を通ると、「神の導きのもと、どのような困難の中にあっても、希望を持ち続けて歩むことが大切である」という思いが心に溢れてきました。たとえ今が苦しくても「明日はきっと良くなる」と信じるとき、心は不思議と軽くなり、前へ進む勇気が生まれてきます。希望を持つことは、私たちの人生を照らす「光」のようなものだと感じました。
さて、今日から2学期が始まります。新しい学期は、皆さん一人ひとりにとって、また新しい旅の始まりです。
どうぞこの2学期、子どもたちが自分の舟に乗り、新しい学びや出会いに向かって進んでいけることを願っています。ときに大きな波に揺れることもあるでしょう。しかし、希望を持って歩むとき、その困難もきっと乗り越えられます。皆さんは、「光」です。優しい光で人を照らすことで、きっと自分への希望に繋がります。
2025年9月1日 学校法人聖母被昇天学院
アサンプション国際小学校 校長 丹澤 直己