先週、アサンプション小学校では、1年生から6年生まで全員が心を一つにして、「アサンプションカーニバル」を開催しました。これは、まるで文化祭のような、子どもたち自身の手によって創り上げられる行事です。
この日の主役は、高学年の4・5・6年生。クラスごとに工夫を凝らした楽しい催しを準備し、1〜3年生のお友だちをお招きしました。笑い声があふれ、目を輝かせて遊ぶ子どもたちの姿に、校内は温かな空気に包まれました。
低学年の子どもたちは、心からの「ありがとう」を高学年に伝えました。そしてその感謝の言葉は、準備を頑張った高学年の子どもたちにとって、大きな自信と励ましとなりました。誰かのために心を尽くす喜び、そしてその想いがちゃんと届く幸せ。この経験は、子どもたちの心に確かな自己肯定感として残っていくことでしょう。
アサンプションファミリーの中で、年齢を越えて交わされる思いやりと愛がたくさん詰まっています。こうした日常のひとつひとつの積み重ねが、子どもたちの中に「ともに生きる力」として育まれていきます。
「ありがとう」の一言に込められた愛が、また次の誰かの笑顔を生み出す――
そんな希望に満ちた、あたたかい一日となりました。
2025年6月28日 学校法人聖母被昇天学院
アサンプション国際小学校 校長 丹澤 直己